顎変形症 術後5か月

顎変形症

もう10月も終わりますが暖かい日が続いていますね。

写真は9月の旭川・就実の丘です。東京は猛暑ですが旭川はもう寒いです。

術後3ヵ月以降は忙しい日が続き報告が術後5か月になりました。

[腫れ]

腫れはもうほとんどないです。3ヵ月で腫れは引くといいますが、写真だとまだ少しふっくらしているかなと感じました。月日が経つごとにさらに腫れは引いていきまして、術後5か月現在できれいな輪郭になったと自覚しました。

[疼痛]

なし。

[感覚障害]

術後より両下顎の感覚障害(両側ほうれい線より下)を合併していました。

術後5ヵ月時点で、右は下口唇の最下部にわずかなしびれと突っ張りがありますが、それ以外の右口角にかけては治癒しました。日常生活には困らないので9割治癒したと言っていいと思います。

左は全体的に感覚の鈍さがありますが術後当初よりは改善しています。糸ようじで突いて認識できる程度には回復しており、保冷剤で当てると冷感がわかるようになりました。サウナの水風呂で顎まで浸すと少し冷たいと感じる程度になりました。特に唇は顎よりも感覚が敏感になっているのか濡らしたり冷たいものをあてるとより強く冷感を感じます。

しかし、右が治癒した分、逆に左の鈍さを自覚するのでしょうか、下唇と下歯の間に飴を含んでも右は分かるけど左は分からない感じです。しゃべる時に突っ張るためつらいのですが、それも術後4か月のときよりは少し楽になった気はします。

噛むと左下歯がジンジンします。糸ようじで歯茎をつつくとビリっとします。これも当初よりは歯磨きとかでジンジンしなくなった気もします。

右が良くなった分、左が術後5か月でまだ治癒していないので焦りも出てきますが、緩徐に改善はしているため、待ちましょう。

なるべく楽しいことをして時間が治療薬と思って待ちます。

[食事]

なんでも食べられます。以前に下唇を噛んでしまうことがあるということでしたが、矯正も進んでいくとかみ合わせが正しい位置になり唇や頬を噛むことはなくなりました。

[まとめ]

術後5か月ですが感覚障害という後遺症以外はもう問題になることはないと思います。

後遺症というのは誰にも予測できないことですし、術者でもある自分にはよくわかります。

信じて待つしかないです。感覚障害は不快で治癒するか不安になりますが、漸次に変化(左はとても緩徐に感覚が回復しつつある、右は下口唇以外の9割は治癒した)があるので、引き続き回復を信じて祈ります。

次回以降は感覚障害の改善の推移に焦点を当てて経過報告していきます。

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