顎変形症 術後1ヵ月

シーラカンスは下顎前突!? 顎変形症

術後1ヵ月時点での報告です。ちなみに顎間固定が外れた後の体重は、入院前と比較して-5kgでした。

シーラカンスはすごい顎ですね…。

[腫脹]

70~80%引きました。術後間もない頃は、ブサイクだし、このままポテトヘッドみたいな腫れが引かないのではと不安になることもありましたが、大丈夫です。1ヵ月経つと、マスク外しても初めて人ならそういう顔なんだね、家族や友人ならあれ顔まだ丸い?って言われる程度には改善します

左頬の腫れがまだ引かなくて笑うと引きつります。口腔外科の先生いわく、腫れの左右差は起こり得ることだそうです。

寝起きはかなりむくみがすごいです。3マス戻るみたいな感じなります。

上顎骨切する人は鼻が大きくなる合併症がありますが、これも腫れが収まると少しずつマシになります。それでも今も少しニンニク感出てます。割とショック、前の鼻好きだったから。

でも下顎が後退する分、遠近法で鼻が大きく見えてしまうというのもあるとは思います。写真撮る時にピースサインをめっちゃカメラに近づけて顔を小さく偽造する手法と同じです。

この術後3日目と比較したら著しい改善ですよ。本当に。

[疼痛]

顎間固定が外れた後もゴムかけが必要ですが、このゴムによって歯が痛いです。あとは比較的硬いもの(メンマ、つけ麺の麺とか)を食べるときも痛いです。咀嚼しすぎても顎が痛いです。

でも正直、食事以外なら痛みは気にならないです

[感覚障害

術後から右頬部、両下唇~顎にかけて感覚障害がありました。右頬部は触ると鈍い感じがありますが、あまり気にならないくらいになりました。

ほうれい線から下顎の知覚領域を支配しているのは下歯槽神経ですが、SSROを行うと高確率で感覚障害の合併症が生じるようです。これは医師の技術ではなく、下顎骨の厚さにより術中に下歯槽神経が骨切部の近くで刺激を受けたり、炎症のために一時的に麻痺が起こるようです。回復予後はいいようですし、周囲の医師や経験者に聞くと、おおよそ3ヵ月~6ヵ月で徐々に回復して、1年経つとほとんど症状は気にならなくなるようです。というか慣れるという人もいるそうです。

今は下顎の麻痺がめっちゃ気になります。右側は触るとヒリヒリしますが、左側は相変わらず触っても鈍いです。え、これ本当に治るのかと不安になります。少しずつ治ってあとは慣れるというのが実態なのでしょうか。

正直これだけが心配事です。いまはなにか厚いものに覆われて引っ張られているようで、すごいしゃべりずらいです。よだれが勝手に垂れてもわからないですし。

[食事]

顎間固定中は重湯やスープ、市販の流動食に頼ることになります。

それが外れる2週間目からは、主食はおかゆ、軟飯、常食の順に徐々に食上げできます。おかずも1ヵ月目時点では焼き魚や刺身、カレー、ハンバーグなど噛む力がそれほどいらないものなら問題ないです。個人的には魚とハンバーグ、カレーが重宝しました。開口は2本指が入る程度です。

したがって噛み切らなければいけないほど大きすぎず、硬くなければなんでも食べられます

食事で苦労する人が多いと思いますので、後日また工夫ポイントなどを紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました